線名札には結び方も色々あってそれぞれメリットやデメリットなどがあります。
締めた線名札を緩める事が出来る方法は、ケーブルから札までの長さを統一することが出来ますが、紐を二手に分けて結ぶという作業が細かくなります。取外しが出来ないようにするとケーブルから名札までの長さの統一が出来ても緩めることが出来ません。取り外せる方法だと、取付の時に細かい作業は少ないですがケーブル径で札までの長さがばらばらになります。
紐の長さがばらつくと見た目などに影響が出ます。緩めることが出来る結び方は、紐をケーブルの向こう側へ置いてケーブルを巻いて札の間に通し、そこから手前で紐を二手に分けて固結びをします。次に線名札を引っ張って締めて、結び目を引くと緩みます。
コネクタからの取付位置を変更する場合、コネクタの側を取り外す必要があって名札が邪魔になる時など大変有効です。結びを見て作業者が判断出来ないと緩ませることが出来ません。取外しが出来ない方法は、線名札の紐を割かなくて良いことで、一度締め付けると簡単に外せなくなりますが緩ませることも出来ません。
取り外せる結び方は、最初に紐を札から50mmのところで結びます。取り付けるケーブルの太さで変えます。結び目に札の目に通してケーブルを一度巻いて、結び目を引いてから締めます。それから札を結び目側の目に通して、引いて締めます。これだと取り外すことが可能です。それぞれ目的によって使い分けていくのがおすすめです。
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