屋外銘板としては空調機の室外機、メーター類、防犯灯や街路灯及び電柱などの用途が挙げられますが、直射日光などによる劣化により色あせや文字が見えなくなったりして長期間使用できない場合が多く見られます。
そこで、耐候性のあるものがメンテナンスにおいて非常に有効です。劣化の原因は、直射日光による紫外線、積雪、塩害など様々なものがありますが、その地域にあった劣化対策を施したものでなければなりません。特に、防犯灯や街路灯などの管理物は数量が多く、設置位置も様々なので頻繁に銘板を変えていてはメンテナンスコストがかかってしまいます。
耐熱性、耐候性、耐薬性など耐性が優れた耐候性の銘板がメンテナンスにおいて必須なのです。材質は、アクリルやアルミが一般的ですが真鍮やステンレス製などを用いるとさらに耐用年数が上がるようです。耐候性が上がるにつれて価格も上がる傾向があるので、デザインに加えサイズや価格、耐用年数などを考慮して最適な銘板を検討してください。
また、製法別には、エッチング、アルマイトやデジタルプリント及びレーザー刻印や彫刻に加えてプレスするものも挙げられます。例えば、高精細で仕上げを美しく見せたい場合はオフセットが最適です。多くの色を用いて印刷できるので美しく仕上がります。缶詰などの薄い金属板に凹凸を加工するような場合はプレスが最適です。仕様や用途に応じて材質や製法をけんとうして、長期間使用できる銘板をぜひ探してみてください。
Be First to Comment