結束バンドはものを束ねる時に使う便利なグッズですが、主にはケーブル類をまとめる時に使われます。
ですがその丈夫さからDIYなどに活用している人も多くいます。さて、その結束バンドですが、使ったことのある人ならご存知だと思いますが、一旦ものを括ると、それが外れることは、無理に力をかけない限りほとんどありません。外そうとする場合は、カッターやハサミ、それかニッパーなどを使って切断しなけばならないほどです。つまり丈夫に出来ているということです。ところで、なぜ外れないのかその仕組みはご存知でしょうか。
結束バンドは弾力性のある単なる棒にも見えますが、実はその部分部分には名称が付けられています。棒の先端に付いている立方体の形をしている部分はヘッドで、その反対外の先端はテールという名称になっています。では、それらの中間の部分の名称な何かといえば、それはバンド部です。この3つの部分から結束バンドは成り立っています。ヘッドにある小さい穴の中にテールを入れていけば、バンド部に差し掛かった時に小さな音が鳴り始めます。
なぜ鳴るのかというと、バンド部には細かいギザギザが数多く刻み込まれており、その部分がヘッドの穴を通ると、その中にある爪に引っかかるためです。ですので、通していくと連続的に音が鳴ります。実はその爪がストッパーになっており、入れる方向だと大丈夫なのですが、反対方向だとバンド部のギザギザで止まるので、外れないようになっているのです。
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