結束バンドの取り付け作業を楽にする工具たち

みなさんはDIYなどをする時に結束バンドを使うことがありますか。

とても便利な留め具なので本来の用途とは異なる応用的な使い方をされている人もいると思います。ちなみにキッチン周りで、調理器具などに取り付けて吊るしておくのにも使えたりもします。ところで、何かアイデアを思いついて結束バンドを数本使うだけなら、作業も楽しく出来ると思いますが、ケーブルを壁に這わせるなど、沢山の本数を取り付ける作業が発生した場合は、やや面倒にもなってきます。

一般的に結束バンドは穴に通すだけで括ることが出来ますが、そのままにしておくと見た目が悪いこともあり、余分な部分を切断して取り除きます。その際、はさみで余分な所を切るには力がいりますし、カッターナイフでも簡単には切断出来ません。それを沢山行なうとなると手も痛くなりますし、疲れてしまいます。そういった時には、もう少し便利な工具を使うといいです。例えばニッパーという工具があります。これはペンチのようなもので余分な部分を、根元のぎりぎりの所で切断することが出来ます。また結束バンド専用の工具もあります。

これはニッパーよりも便利で、最初は緩めに縛っておいても大丈夫なのです。余分な部分を工具の内部に入れてレバーを引けば増し締めが出来て、かつ切断も出来るといった優れものなのです。今ではもっと先を行くものがあり、ロボットアームのようなものですべてを自動的に行うものもあります。これは工場のラインなどで使用するものなので、DIYでは先ほどの専用工具までとなりますが、そういったものでも作業をスムーズにしてくれるはずです。