丸札は臨機応変に結び方を変えると良いです

丸札とは文字の通り丸い札です。

配線でコードが沢山あり、どれが何の配線か分からなくなる事も珍しくありません。そこでコードに丸札をくっつけて、丸い札の部分にこれは何の配線かメモしておくだけで、一目で判断する事が出来ます。丸札で重要なのは結び方です。せっかく結んでも、すぐに取れてしまっては意味がないので、しっかりと結ばなければなりません。

蝶結びは、紐の部分が邪魔になりますし、すぐにほどけてしまう恐れもあります。では片結びが良いかというと一概に良いともいえません。何故なら片結びは取れる心配はまずありませんが、ほどきたい時に中々ほどけないというデメリットもあるからです。そこで有効なのが花結びです。蝶結びよりはほどける心配がなく、ほどく時には型結びのように苦戦する事もありません。

しかも最初の結び目を引っ張ればほどけるのでおすすめです。ただ丸札は値段も比較的安価なものが多いので、方結びで結んで、ほどけなければはさみやカッターで切ってしまっても問題ありません。しかしそうすると、コードを傷つけてしまう恐れがあるので、なるべく花結びが良いですが、面倒くさければ我流で適当に結んでしまっても問題ありません。

また使い方に応じて色々結び方を臨機応変に変えるというのも良いです。例えばしばらくほどく事はないであろうというコードの場合は片結びでがっちり結んでしまい、もしかしたらほどく可能性があるかもしれないというコードは花結びにし、一時的に結んでおくものには蝶結びにすれば、楽にほどく事も出来ます。