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屋外で使うケーブルは紫外線などに注意が必要

みなさんは屋外にプラスチックなど樹脂製のものを置いたままにしたことはありますか。

例えば身近なものでは、植物を植えておくプランターであるとか、洗濯ばさみ、ハンガーなど色々あると思います。プランターであれば移動させようと思って持ち上げたり、端っこの部分を引っ張ったりすると割れてしまったりもします。洗濯ばさみなどであれば表面が粉っぽくなって、色も落ちて、ついには指で押した瞬間に折れて壊れてしまうこともあります。

それらは雨や風、温度変化によって劣化が進み、もろくなってしまうのですが、太陽光が当ることで紫外線にやられることもあります。この紫外線が一番劣化の原因になっているとも言われています。というのは晴れの日だけでなく曇りの日でも紫外線は降り注いでいるからです。ところが、樹脂製のものにはアンテナケーブルなどもあります。

それは屋外でも使いますが、プランターや洗濯ばさみのように、すぐにもろくなって壊れることはありません。おおよそ10年以上は持ちます。もちろん他の負荷がかかっていればそれよりも短くなることもあるでしょう。

アンテナケーブルなどは長く使えるように耐候性のある素材が使われているのです。そのため劣化しにくく、長く使えるようになっています。ところで、ケーブルと言えばLANケーブルを屋外で使用することがあると思います。部屋の中を通さず、屋外の壁を這わせて別の部屋に入れることもあるでしょう。

しかし一般的に販売されているものだと、耐候性は考慮されていません。そのため屋外を経由して使う場合は、屋外用のものを購入した方が長持ちします。もちろん耐候性のないものでも、すぐにもろくなって断線してしまうようなことはないですが、海辺の近くなど塩害もあるような地域では劣化が早まるので注意が必要です。

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