太陽光発電システムの中でも広大な敷地にソーラーパネルを設置するメガソーラーは巨大な発電所です。
地方に行くとこうした発電所を見かけると感じている人は多いのではないでしょうか。地方の土地は都心部よりも安い、従来田んぼや畑だった土地を有効活用する目的でメガソーラー発電所を建設するオーナーさんも少なくありません。日本は北に行くほど冬の寒さが厳しい気象条件を持ちますが、寒冷地でも太陽光発電は可能です。
但し、屋外にソーラーパネルを設置することになりますので、寒冷地仕様などの製品を利用することになります。ソーラパネルは1台ずつケーブルが接続されている、このケーブルは数本ずつ束ねておいて接続箱に送電を行い、内部で直列に接続した後で、パワーコンディショナーと呼ぶ装置に送電が行われます。
メガソーラーに利用するケーブルの本数はソーラーパネルの台数分になりますが、寒冷地で利用する寒冷ケーブルは他の地域で使うものよりも、寒さに対する耐久性が高いものが要求されます。ケーブルはビニール製の被覆で覆われていますが、この被覆は冬場の寒さで割れることがあり、内部には導線が通っていますので、被覆が割れて内部に水が浸入すればショートを引き起こす可能性が高くなります。
システム全体は接続されているわけですから、1か所がショートすれば装置全体への影響も起こりえますので、寒冷地仕様のパーツを使うことが推奨されており、定期的な点検を行って安全性の確保を行うことが重要です。
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