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屋外で使用する結束バンドは耐候性が重要

結束バンドはケーブルを束ねておく時に大変便利な道具です。

工具を使わずに簡単にしっかりと結線することが可能です。最近ではケーブルだけではなく、いろいろな用途に使われるようになりました。特に屋外での利用も増えていて、ちょっとしたものの固定であれば接着剤やボルトによって固定よりも利用される頻度が高くなっています。ただし、屋外で利用する時には紫外線劣化などの外的要因による寿命の低下を注意することが必要です。

屋外では太陽光の紫外線や風雨など結束バンドに影響を与える要因が多くあります。そのため特別に強化された耐候性の高いものを選ぶことが重要です。結束バンドの耐候性とは気候の影響に対する耐性を確認し、保証されたもので屋内で使用するものよりも高い性能を持っています。そのため、寿命も長く安心して使うことができます。耐候性の結束バンドには、規格を参照する共通の基準があるわけではありません。

各社屋内用と比較して、紫外線などの影響を受けにくいものを耐候性と呼んでいるだけです。そのため、保証される寿命もまちまちです。短いものでは7年程度、長いものでは20年以上も持つものがあります。その差は材料の違いによるものです。一般的な材質としてはナイロンやポリプロピレンなどですが、あまり長い寿命は期待できません。

特に長寿命な材質として、テフゼルやポリアセタールなどがあります。10年以上の使用が見込まれるようなところにはこれらの素材を使っている結束バンドを選んだ方が良いでしょう。

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